枚方市の不動産売却価格相場

枚方市で「マンション」「一戸建て」「土地」の売却をするならそれぞれの不動産の売却価格相場を把握しておかないとなりません。そのためには、まず枚方市の近況についても頭に入れておく必要があります。枚方市では、世帯数が年プラス0.3%の増加と空家が年0.2%程度ずつ減少しています。この数字から見えることは、枚方市での不動産売却は明るいのでは?ということです。では、それぞれの不動産売却価格相場について触れていきましょう。
マンション
坪単価平均:74万円/平米単価平均:22万円
専有面積が70㎡のマンションの場合の平均売却価格相場 1,585万円
一戸建て
坪単価平均:42万円/平米単価平均12万円
延べ床面積100㎡あたりの一戸建ての場合の平均売却価格相場 1,281万円
土地
坪単価平均:67万円/平米単価平均20万円
土地面積100㎡あたりの土地の場合の平均売却価格相場 2,056万円
参照:国土交通省 都道府県地価価格調査結果
マンションや戸建ての場合には築年数だけでなく、最寄り駅や駅までの距離が売却価格に大きく影響します。国土交通省のホームページに掲載されている都道府県地価調査結果で簡単に知ることができますが、あくまでも机上ですのでリアルな売却価格相場は、地道にコツコツと常に情報収集をするのがおすすめです。
また、必ずチェックしていただきたいのが不動産売却会社の売却実績や売却事例です。さまざまな不動産売却会社のホームページに掲載されているはずです。その売却事例をベースにして、エリアや築年数、間取りなどの広さを参考に考えるといいでしょう。
不動産売却を行う流れ

不動産の売却を進めるにはいくつかの工程があります。まず、候補に挙げた不動産売却業者に相談をすることから始めます。枚方市内で不動産売却の経験がある知人がいれば経験話を聞かせてもらうといいでしょうし、経験者である私がおすすめしているこのサイトの不動産売却会社を参考に選んでいただいてもいいでしょう。
どの不動産売会社でも、売却する際の流れはほとんど同じですので、ぜひここでマスターしておいてください。
相談
一戸建て、マンション、土地などの不動産売却をしようと考えたらまず不動産売却会社に相談しましょう。基本的には事前に電話か予約フォームから来社予約を入れます。不動産売却会社によっては、自宅まで足を運んでくれるので気軽に問い合わせてみるといいでしょう。
では、どんなことを相談するのでしょうか。売却したい不動産の種類や売却理由を話すところから始まります。売却理由については、正直な考えを伝えることをおすすめします。そうすることで、「買取」「仲介」「リースバック」のどの方法がお客様にとって利益が大きいのか考えて提案してくれるからです。
また、相談をするなかで売却する時期についても話し合います。たとえば、3か月以内なのか半年以内なのかでも不動産の売却方法の提案も変わるでしょう。
物件調査・査定
不動産売却の相談の後は、売却する物件の調査や査定を行います。売主としては、なるべくこの物件調査と査定を迎える日までに家をきれいにしておくことをおすすめします。築年数が経過している物件の場合にわざわざハウスクリーング業者を依頼したという方を聞きますが、そこまでの必要はないでしょう。ほこりやちりをしっかり払い拭き上げ、水回りの水垢を落とす程度で十分ではないでしょうか。
また、ペットと室内で生活していた方や喫煙者がいるご家庭の場合、調査・査定の日までにできる限りの掃除をして清潔感が伝われば大きなマイナス点にはならないでしょう。
基本的な調査・査定ポイントとしては、同じ枚方市内でもどのエリアか、土地建物の面積やマンションであれば専有面積を見ていきます。売主の希望売却価格と3か月以内で売却可能と見込める価格を話し合いながら決めていきます。
しかし、ここですぐに売却を決めなくても問題ありません。不動産売却会社に提示された価格を自分でリサーチして納得できてからでもいいでしょう。またこの調査・査定は無料で実施している不動産売却会社なら、なお好印象です。
媒介契約締結
物件調査・査定を得てその会社に不動産売却を依頼しようと決めた場合に契約を結びます。ここでは、分かりづらくよく理解しないまま契約をしてしまうと言う方が多い「仲介」について例を挙げていきます。不動産売却の方法で仲介を結ぶことを「媒介契約締結」といいます。この媒介契約締結には3種類ありますので違いをよく理解しておきましょう。
・専属専任媒介契約
特定の1社の不動産売却会社との契約を結ぶのが特徴です。2社以上の不動産売却会社との契約ができない決まりになっています。この専属専任媒体契約を締結すると売主は個人的に買主を探すことも一切できなくなります。またレインズへの登録も締結から3日以内に済ませることになっています。売主は不動産売却会社から週に1回以上、売却活動の報告を受けることができるのも現状が分かりやすいでしょう。これは不動産売却業会社の義務になります。
・専任媒体契約
専属専任媒体契約と同様に1社に任せることになります。違う点は、売却活動の報告義務が2週間に2回以上となることと、売主が個人で買主を探すことができることです。レインズへの登録も一週間以内となります。
・一般媒体契約
複数の不動産売却会社と締結することが可能なのが一般媒体契約です。専任契約の場合、仮に売却中に不都合が生じたとしても途中で業者を変更することはできませんが、一般媒体契約であれば、万が一の際にも途中で業者の変更を行うことが可能となります。
また、個人の買主を探すことができるのも特徴で、個人の購入者を見つけることができた場合は不動産会社を仲介人とする必要がなくなります。
販売活動
媒介契約を締結した後は、不動産の売却成立に向けた販売活動が始まります。まず契約に基づいた期日内にレインズの登録を完了させます。そのあとにホームページに掲載をしたり新聞広告に出したりと幅広い範囲で目に留まる販売活動を積極的に展開します。この展開の速度や充実度は、媒体契約の種類によって異なるでしょう。
売買契約の締結
売却に出していた不動産を購入したいという買主が現れたら。不動産購入申込書を提出してもらい仮押さえという状態になります。よく不動産売却のホームページで「商談中」となっているのがその状態です。きちんとした売却価格の確認と決定、支払い方法や契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)についての説明など不動産売却の契約に関するすべての調整を行い不動産売却の売買契約の締結となります。
決済・物件の引き渡し
売買契約締結後に残金の支払いを受けた後に登記の変更を行います。入金の確認や登記上の手続から平日に引き渡しが行われます。その際には、売主・買主・不動産売却会社の3社立ち会いで売買契約書に基づいて引渡されます。
不動産売却を行う大まかな流れはお分かりになったことでしょう。仲介で不動産売買を行う際には、ニーズに合った媒介契約締結を相談しながら選んでみるようにしましょう。
ポン
- 不動産会社には、売却したい理由を正直に伝えよう
- 売却したい時期についても考えておこう
- 査定前に軽くほこりをはらったり水垢を落とす程度の掃除はしておこう
- 仲介の契約方法には3種類あるため、違いをよく理解しておこう
不動産売却会社を選ぶ上でのポイント!

不動産売却会社を選ぶうえでのポイントをご紹介します。不動産売却は、どの会社に依頼するかで売却価格も売却成立までの期間が異なります。
提案力が高くさまざまな売却方法を提案しているか
多くの人が勘違いをしているのが、ネームバリューのある大きな不動産売却会社に任せておけば安心という点です。実際のところは会社の規模の大きさは関係ないと言い切れるでしょう。その理由は、このサイトにも何度か出てきている「レインズ」があるからです。このレインズに登録され通通している不動産売却情報は会社の規模に関係なく共有しているからです。そこで不動産売却会社を選ぶうえで最大のポイントが不動産売却の提案力が高いかどうかです。
具体的な提案力の高さとは、売主に対して理想の不動産売却方法を提案できるかです。それはひとつの売却方法の方を決めて売主を当てはめるのではなく、複数の売却方法から売主が適した方法を選べるということです。不動産売却の場合は、それが「買取」「仲介」「リースバック」です。売却成立までに時間が無ければかいとりが適していますし、市場価格に近い状態で売却したいのなら仲介がいいでしょう。売却した後も家賃を支払うことで済み続けられ将来買い戻すことも可能なリースバックなど、それぞれの魅力があるにも関わらすひとつの売却方法の提案しかできない不動産売却会社を選ぶと後々後悔することになります。
また仲介において、「専任媒体契約」のみを強く推し進めてくる不動産売却会社には注意が必要です。仲介には「専属専任媒体契約」「専任媒体契約」「一般媒体契約」の3つがあり、優良な不動産売却会社であればその3種類の特徴をしっかりと説明してくれます。内容を理解した上で売主本位の媒体契約を提案してくれる不動産売却会社を選びましょう。
不動産売却の成功率はどのくらいか
売却を予定している枚方市で実際に不動産売却の実績はあるのか、売却成功率はどのくらいか確認することもおすすめします。成功率の高さはその不動産売却会社の提案力と営業力が優れていると判断することができるからです。一戸建てやマンション、土地の全てが「売れる」不動産とは限りません。なかには売れない・問い合わせすらない物件もありますが、成功率の高い不動産売却会社はそういった「売れない」不動産を「売れる」不動産に変える力があるということです。
この他にも信頼できる担当者かどうかも重要なポイントになります。丁寧に説明してくれ親身になって話をきいてくれる担当者がいいというのは当然のことです。見極めるポイントとして、宅建の資格を有していて不動産売却経験年数が長い担当者は安心できるでしょう。また、仲介での売却を考えている方は、担当者に「囲い込み営業をしていますか?」と質問することを強くおすすめします。買い込み営業の有無を聞かれた際にきちんと答える義務があるからです。この質問に対して真摯に答えてくれる担当者が信頼できます。
ポン
【不動産会社を選ぶポイント】
- 売主に最適な売却方法・契約方法を提案できるか
- 不動産売却の成功率はどのくらいか
- 担当者は宅建資格を保有しているか、売却経験が豊富か
このサイトについて
不動産売却の方法にもさまざまな種類があります。売却する目的を考えそれに最適な売却方法を提案してくれる不動産売却会社を選べば、きっと納得のいく売買価格にも近づけるでしょう。そのためにも不動産売却会社を選ぶ際には、その会社の売却成功率がどのくらいか、担当者は信頼できるのかを見極めることが重要です。
そして、業者選びをしていく中で、HPで受けた印象と、実際に会ってみて得られる印象・サービス対応に差を感じてしまうこともでてくるかと思います。
直接自分が得た情報は、間違いなく一番の判断材料になるかとは思うので、まずは直接業者に会って、依頼するかどうかを判断してみることを強くおすすめします。
枚方市で実家を売却したときの経験をもとに作らせていただいたこのサイトをぜひ参考にしていただければ幸いです。